憧れの看護師さん

子どもが入院した時のことです。

入院中、付き添いの親以外に一番時間を共有するのは看護師さん。 長引けば長引くほど看護師さんと接する機会は増え、だんだんその人となりが わかってきます。

そんな中、就学前の娘が出会い、未だに覚えている看護師さんがいます。 まだ20代の独身女性でした。

検温に来る時などいつも声掛けし、何をするのかを娘に教えてくれました。

ベテランで子持ちの看護師さんほど、患者が子どもであっても厳しいもの。 子どもは敏感で、そういう方が点滴や注射をしようとすると血管がまるで出ません。 更に「親御さんは外へ出て」「そこがダメなら次こっちね」と、イライラ。

娘はすっかり萎縮して、治療もままならなくなりました。

そんな時、あの若い看護師さんが来てくれました。 すると「お姉ちゃんなら点滴してもいいよ」と、突然娘が言いだしたのです。

私が出ていこうとすると、「お母さん、一緒にいていいですよ」と、 看護師さんが笑顔で呼び止めてくれました。

そして、なんと一発で入りました。

ああ、信頼関係なんだなと痛感しました。 大人なら理性で乗り切れるかもしれませんが、子どもは純粋で正直。 看護師さんの「笑顔」が、本物かどうかを瞬時に見極めるのですから。

あれから数年がたちますが、娘の将来の夢は「看護師さん」です。 もちろん「あのお姉ちゃんみたいな」と付け加えることを、いつも忘れません。

私はそんな娘の夢のために看護師の求人を覗いてみたりしています♪

子供の夢を叶えるのは子供自身っていうのは分かっているのですが、どうしてもなにか動いてしまうんですよね(笑)

看護師不足っていうことも耳にしたりするので、少しでも患者様のために役に立つ看護師に娘にはなってもらえたらなって思っています。

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